アトピーとタバコの関係。タバコがアトピーを悪化させる原因に！

アトピーの方でストレス発散のためにタバコを吸っている方は多いと思います。ちょっとしたストレスで肌を掻きむしってしまう前にタバコを吸って落ち着こう！なんて良くありますよね。私自身そうでしたし。

今回こちらではアトピーとタバコの関係について紹介していきます。タバコはガンだけでなくアトピーにも悪影響を与えます。アトピーで喫煙者な方、出来る限り禁煙をおすすめします。

ニコチンは自律神経を狂わせてアトピーの原因になってしまう

ニコチンは副交換神経に作用し、体をリラックスさせる働きを持っています。しかし、これはニコチンの成分により強制的に行われる副交感神経への働き。タバコばっかりに頼っていると、体がリラックスしたいときにできない、といった自律神経に異常をきたす事も！

実はこの自律神経が乱れると、消化器官が上手くコントロールできない体になってしまいます。消化器官が上手く働かないとアレルゲンを消化できずに吸収してしまい、アレルギーとして体に現れることに。自律神経と免疫を鍛えることが、アトピー改善の第一歩ですが、タバコはアトピー悪化につながってしまうんです。

タバコに含まれるタールが胃腸を弱らせてアトピーの原因になってしまう

タバコの成分にタールと呼ばれるものがあります。これはタバコの葉が燃える際に出る粘着性の油。フィルターや壁などに付着しているいわゆるヤニと呼ばれるものです。タバコはガンになると言われるのは、気管支や肺にこのタールが付着してしまい、細胞ががん細胞になってしまうからです。

実はこのタールの害は気管支だけではなく、胃腸などの消化器官にも悪影響を及ぼします。具体的にはタールが胃腸に付着すると食物の消化が不完全になってしまい、体内に侵入したアレルゲンをに吸収してしまうことにつながってしまいます。タバコの害はガンだけではありません。アトピーであるなら、タバコは吸わないほうが良いんです。

ストレスケア？タバコこそがストレスを作っているという事実

喫煙の習慣のある方がタバコを辞めれない理由の１つにタバコの依存性といったものがあげられます。タバコを吸わないとストレスが溜まる！むしろタバコを吸うとストレスがなくなるから、アトピーには良いんだ！なんて強がる方も中にはいるかもしれません。

そもそも、タバコを吸ってストレスが解消できるのは、タバコを我慢しているストレスから開放される際のドーパミンの働きによるもの。喫煙で幸福感を得るためには、タバコを我慢するという代償(ストレス)が必要なのです。タバコはストレスケアになる！と言い張る方も居るでしょうが、タバコはストレスを貯めこむものでもあるわけです。

アトピーとタバコの関係　まとめ

アトピーとタバコの関係を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。タバコは百害あって一利なしとも呼ばれるもの。タバコはよく言われるガンだけでなく、アトピーにも悪影響を及ぼします。

タバコは自律神経を狂わせた挙句、さらにタールで消化器官の働きを阻害してしまいます。タバコの害って気管支だけではないんです。消化器官の働きが阻害されてしまうと、消化できていないアレルゲンが体内にそのまま吸収されてしまいます。これによりアレルギーとしてアトピー症状が現れてしまうわけです。

アトピーで喫煙の習慣のある方はできるかぎり禁煙したほうがいいです。逆にストレスになってアトピーが酷くなるって方でも少しずつ本数を減らす努力をしましょう。何より、アトピーがなくなる方がよっぽどストレス開放になると思いませんか？

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