耳切れはアトピーの前兆?アトピーに多い耳切れの原因と治し方の紹介
耳切れとは、耳に湿疹やアトピーなどの炎症で切れてしまい、出血やリンパ液でグジュグジュしてしまう症状のことをさします。この耳切れは赤ちゃんや幼児などに多く、アトピーの前兆とまで言われているもの。
こちらでは、アトピーの前兆と言われる耳切れについて原因と治し方を紹介していきます。もちろん赤ちゃんだけでなく、大人になってからも耳切れになってしまうこともありますので、耳切れの症状のある方は参考にしてください。
耳切れの原因
耳切れの原因の多くは寝ている時の環境によるもの。よだれや汗などで汚れた寝具だとバイキンが繁殖してしまい、そこで寝る赤ちゃんの耳はバイキンによって炎症をおこしてしまいます。赤ちゃんは口周りが汚れやすいのですが、口周りに触れることの多い寝具にも気を配りましょう。
また、大人になってからでも、耳周りには気をつけなければなりません。意外と多いのは頭はしっかり洗うけれど、耳はあんまり気にしていないという方。シャンプーのカスや汚れが溜まってしまった結果耳切れになることも。もちろん赤ちゃん同様、寝具の汚れにも気をつけるべき!特に耳切れを起こして浸出液で寝具が汚れている方は気をつけましょう。
そして、意外と多い肌の油分不足。肌の油分は、皮膚の水分を保持し、弾力性や伸縮性を維持するために必要なもの。しかし、一度裂傷が出来てしまった耳切れは、油分が皮膚の表面から油分が失われており水分を保持することができません。そのため、一度小さな傷で、耳切れが慢性化してしまうこともあります。
耳切れ予防法
耳切れは寝具まわりや耳を清潔にしておくことで予防できます。お風呂では耳をしっかり洗うようにしましょう。しかし、気をつけなければならないのは、耳に傷をつけてはいけないということ。爪でゴリゴリやったり、ナイロン製のタオルでゴシゴシ洗ってしまうと、傷口ができてしまい、耳切れを招いてしまいます。優しく指の平で耳を洗い流しましょう。
また、寝具の汚れは自分が思っている以上に汚れているもの。特に枕は耳に触れる事の多い寝具!定期的に枕カバーを洗うようにし、たまには枕も干して殺菌するように心がけましょう。人は一晩でコップ一杯分の汗を掻いてしまいます。シーツも毎日変えられると体のアトピーも軽減することができます。
耳切れになってしまった時の治療法
一度耳切れになってしまうと、症状が慢性化してしまいがちです。一度の治療で一気に回復するものではありません。継続的に治療を頑張りましょう。耳切れの治療の基本は傷口の消毒と保湿!一度出来た傷口にはバイキンが侵入しやすく、炎症を引き起こしがちです。そのため、しっかりと消毒と保湿で傷口を保護しましょう。
また、ステロイドを使うのも効果的です。ステロイドを使う際には、一気に治すということを心がけましょう。しかし、ステロイドは皮膚の免疫力を抑えて、皮膚の再生を優先する薬です。そのため、ステロイドを継続して使うと抵抗力がどんどん落ちて、逆に炎症が長引いてしまうことも。ステロイドを使う際は皮膚が治るまでためらうことなく使い、治った後はすぱっと辞める事が重要です。
最後に赤ちゃんの耳切れの場合、赤ちゃん自身が耳を触ってしまいます。例えば、赤ちゃんが寝ている間やお母さんが見てあげられない時などなど。そういった際には、赤ちゃんの耳を保護するガーゼや絆創膏で守ってやりましょう。耳切れの悪化を防げるだけでなく、他の部位へのバイキンの伝搬を防ぎ、体への皮膚湿疹を予防することができます。
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2015/04/03 | アトピーの皮膚の炎症を改善 保湿, 消毒, 耳切れ
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