アトピーでありがちな赤ら顔の原因と治し方

顔がほんのり赤くなってしまう赤ら顔。実はこの赤ら顔の症状は、アトピーを発症していると引き起こしやすいという事がわかっています。

赤ら顔は顔の乾燥やニキビ、湿疹により引き起こされていますが、そのどれもが、アトピーの症状であることが多いんですよね。

こちらでは、アトピーでありがちな赤ら顔の原因と治し方という情報を紹介していきます。

赤ら顔の原因

顔が赤く見えてしまう赤ら顔の原因は、主に３種類。肌が乾燥によって荒れている、ニキビによって炎症が起きている、遺伝でもともと赤っぽいなどの理由で赤ら顔は引き起こされています。

肌の乾燥がなぜ赤ら顔を引き起こすのかというと、乾燥によりバリアを失った肌は細菌やアレルゲンなどの侵入を許してしまい、炎症を引き起こすからです。この炎症を引き起こすのはアトピーなどの肌湿疹とまったく同じ症状です。

また、ニキビによる炎症も、顔を赤っぽくしてしまう事の原因になってしまいます。赤ら顔がニキビによって引き起こされている場合では、乾燥だけではなく、油分過多な状態を改善する必要があります。

そして、最後に、遺伝で生まれつき顔が赤ら顔な方なんですが、こればかりは自宅での治療は難しいです・・・。というのも生まれながら顔が赤いという方は、肌が薄く毛細血管が透けてみえているんですよね・・・。

生まれながらの赤ら顔を治す場合では美容外科でレーザー治療が行われています。とはいえ、生まれながら肌が薄い分、炎症などを引き起こしやすい体質であることも多いので、まずは自宅でできることから赤ら顔ケアを始めていきましょう！

赤ら顔の治し方

赤ら顔を治すために行うべきことは、顔を乾燥から守る事、ニキビができないように顔の無駄な油分を取り除く事の２つです。しかし、この二つは相反するものであり、乾燥から守りながらもニキビができない程度の油分を残すバランスが重要です。

乾燥から顔の肌を守るのに有効なものは、ワセリンです。ワセリンを使えば、油分によるコーティングで細菌やアレルゲンの肌への侵入を防ぐことができます。これにより、肌の炎症を未然に防ぎ、赤ら顔を防ぐことができます。

ただし、油分が多すぎてニキビができるタイプですと、ワセリンによりニキビが悪化してしまう事もあります。その際には、ワセリンは使用せず、ニキビクリームなどでニキビを抑制していきましょう。

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