塩風呂でアトピーを改善 軽度のアトピーに最適な塩風呂

軽度なアトピーの方にお勧めしたい入浴方法が、塩風呂です。塩風呂は、お風呂に塩をいれるだけの簡単なもので、塩の発汗作用と殺菌力で軽度なアトピーならすぐに改善することができます。

こちらでは、塩風呂でアトピーを改善 軽度のアトピーに最適な塩風呂という情報を紹介します。

塩風呂の効果

海に行くとアトピーの症状が治まるという事は、よく知られていますよね。これは海水の塩分が身体に作用し、殺菌やデトックス効果により、アトピーの症状が和らいでいるからです。

実は、この海特有の殺菌効果やデトックス効果は、ただお湯に塩を加えた塩風呂でも得られることができるんです。むしろ、お湯である塩風呂の方が、血行促進効果も得られて、お得なことも。

また塩に含まれているミネラルは、肌の補修に役立ち、アトピーでできた傷の補修を促します。そのため、塩風呂は殺菌作用と相まって、傷の治りが早まると言われています。

このように塩風呂はアトピーの方にお勧めなものなのですが、一般の方向けにバスソルトという名前で売られています。デトックス効果、リラックス作用など、気になる方はお試しください。

塩風呂のやり方

塩風呂のやり方は、ただお風呂のお湯に対して、塩を入れるだけです。天然塩をのほうがマグネシウムやミネラルが得られると言われていますが、別に食塩でも構いません。

まず、浴槽に腰までのお湯を張り、少しずつ塩を加えていきましょう。あまりに塩を入れすぎると、塩の粒子が残る事になり肌を傷つけてしまいます。少しピリッとするぐらいがちょうどいいはずです。

この状態で半身浴をしていれば、だんだん汗をかいてくるようになります。この汗こそが血行が促進されデトックス効果が出ている証拠！１５分から２０分を目安にお風呂から上がり、シャワーで洗い流してしまいましょう。

他の家族との兼ね合いもあり、浴槽に塩を入れられない場合は、風呂桶にお湯と塩を混ぜて浴びるようにしましょう。この場合ですと、毛工促進効果が期待できませんが、塩の消費量も少なく、後処理も楽です。

塩風呂の注意点

この塩風呂で注意したいのは、重度のアトピー患者は絶対に塩風呂に入ってはいけないという事。というのも、塩風呂は重度のアトピーの方だと刺激が強すぎて痒みを伴ってしまうのです。

たしかに、殺菌作用や血行促進、デトックス効果などもあります。しかし、痒みで皮膚を掻きむしってしまえば、まったく無意味なものとなってしまいます。

また、浴槽によっては塩風呂に対応していないということもあります。特に注意したいのはステンレスや鉄でできた浴槽。下手をすると錆びてしまい浴槽が使い物にならなくなってしまいます。

また、追い炊き機能が付いた浴槽の場合、配管まで塩が回ってしまい湯沸かし器が壊れてしまう事も。このような事で浴槽を壊さないように、あらかじめメーカーに問い合わせをしてみる事をお勧めします。

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