ペットが原因のアトピー あなたのアトピーは動物アレルギーが原因かも
最近はペットブームで癒しのためにペットを飼う家庭が増えてきました。しかし、ペットブームとともに、動物アレルギーが原因のアトピーが増えているのも事実です。
既に犬や猫などのペットを飼っている方や、これからペットを飼おうとしている方は、動物アレルギーについて知っておかなければなりません。また、今飼っているペットを追い出さずに生活環境を変えることでアレルギーを少なくしていきましょう。
今回紹介するのは、ペットが原因のアトピーの情報です。アトピーで、ペットを飼っている方も、飼おうと迷っている方も参考にしてください。
毛のある動物はアトピーの原因になりやすい
動物アレルギーは動物の抜け毛やフケが原因です。そのため、毛のある動物である犬、猫、ウサギ、をペットとして飼う場合は、アトピーを悪化させてしまう恐れがある。
また、毛だけではなくペットのヨダレや糞などもアレルギーの原因になります。ペットと触れ合った後はしっかり触れた箇所を水で洗い流しましょう。
アトピーが辛くてもペットが必要な場合
アトピーだけどペットが飼いたい方や、今現在ペットを飼っている方は、どうすればいいのでしょうか。ペットを飼いながら動物アレルギーと付き合っていく方法を紹介します。
ペットを室内で飼わない
動物アレルギーなのにもかかわらず、ペットを飼う場合はできるだけ屋外で飼える動物にしましょう。屋外で飼える動物であれば、抜け毛やフケなどは風に飛ばされていき、生活環境に影響を与えません。
しかし、室内でペットを飼う場合は、アレルゲンである抜け毛やフケが室内に留まってしまいます。どうしても室内でペットを飼うのであれば、毎日の掃除と換気でアレルゲンを除去し続けなければなりません。
ペットの抜け毛とフケ対策
ペットは1週間に2回は洗う必要があります。というのも、洗われていない犬や猫には抜け毛やフケが溜まっており、傍にいるだけでもアレルギー反応をおこしてしまうからです。
また、ペットのフケは目に見えないほど細かく空気中に漂います。そのため、食器やリビングのソファーなどに、アレルゲンが付着してしまい、アトピーが悪化することもある。なのでペットが行き来できる部屋はこまめに掃除しましょう。
ペット寝室に入れてはいけない
アレルギーやアトピーを患っている人がペットと一緒に暮らす上で一番気をつけなければなら無いことは、ペットを寝室に入れないことです。
というのも、ペットの抜け毛やフケは、寝具に付着してしまうとなかなかとれません。毎日寝るときに使う布団や枕にアレルゲンがついていると、アレルギー体質は決して改善できませんので絶対に寝室にペットを入れないようにしましょう。
また、自分が寝ている時にペットを傍においておくことも厳禁です。いつもはおとなしいペットでも、人間が寝ている時は何をしているかわかりません。何度も言いますが絶対に自分の寝るスペースにペットは入れないようにしましょう。
ペットとダニアレルギー
アトピー患者さんや喘息患者さんの多くはダニアレルギーです。今回はペットの動物アレルギーについて紹介していますが、ペットを宿主としたダニにも注意しなければなりません。
ペットを屋外で飼っている場合は、接触した箇所を洗うことで、ダニアレルギーの被害を防ぐことができます。特に衣服にはダニが付きやすいので、そのまま寝室などには行かないように注意が必要です。
しかし、問題は屋内でペットを飼っている場合です。屋内でペットを飼うとダニが家中に循環し蔓延してしまいます。そのため、ダニアレルギーを持っている場合はできるだけ掃除と換気をこまめにするほかありません。
また、どうしても屋内でペットを飼わなければならない事情があるのであれば、ペットを定期的に洗ってやりましょう。ペットの抜け毛やフケ対策と同様、ダニにも気をつけましょう。
ペットが原因のアトピー まとめ
ペットが原因のアトピーについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか。アトピーの場合はペットを飼うことは決してお勧めできません。しかし、今飼っているペットが原因でアトピーが酷くなっていたとしてもペットも家族の一員です。最後までペットの面倒をみるべきですよね。
ペットが原因のアトピーの多くは、ペットの抜け毛とフケにアレルギー反応を起こしてしまう。室内でペットを飼うと、家中にアレルゲンが蔓延してしまうので、できるだけ屋外でペットを飼いましょう。
どうしても屋内でペットを飼うのであれば、絶対に寝室には入れてはいけません。ペットの抜け毛やフケ、それからダニの蔓延が寝室で起こってしまうと、毎日使う布団や枕がアレルゲンまみれになってしまい、アトピーの炎症が酷くなるばかりです。
これらのペットによるアレルギー被害は、抜け毛やフケにまみれた空間を掃除をすることで軽減されます。室内でペット飼うのであれば、換気にも注意しながら毎日掃除しておきましょう。
これらの事を気をつけることで、ペットが原因のアトピーの症状を軽くすることができます。今飼っているペットを大切にしながら、自分のアトピーと向き合っていきましょう。
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2013/10/16 | アトピー皮膚湿疹の情報 ダニアレルギー, ペット, 動物アレルギー
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