アトピー 皮膚湿疹の治療薬とは?アトピーを改善する3種類の薬
アトピーの治療のためには薬が必要不可欠。保湿剤、消毒薬、ステロイドの3つの薬がアトピーの治療でよく使われています。
しかし、お薬は間違えて使うと副作用が出てアトピーの慢性化や重症化につながる。
こちらではアトピーの薬の効果やメリット、デメリットの説明をします。
アトピーの治療で一番使われているステロイド
ステロイドはアトピーの治療で一番使われている薬といっても過言ではなりません。ステロイドにはアトピーで炎症を起こしている肌の炎症を鎮めて元通りにさせる効果があります。
しかし、ステロイドはアトピーを治す薬では無い。
アトピーの肌の炎症はアレルギーの原因であるアレルゲンが皮膚や口から進入した際に、自分の身体ごとアレルゲンを取り除こうとする免疫作用が働いているため起こる。
ステロイドはこの免疫機機能を弱めてアレルゲンを受け入れる事で炎症を抑えアトピーの症状をコントロールする薬です。
ステロイドを塗ると確かに皮膚は再生され痒みも消えていきます。しかしステロイドはアトピーの原因であるアレルゲンを受け入れて炎症を起こさないようにする薬です。
なので、アレルゲンを溜め込みながら肌を修復しているため、ステロイドの使用を辞めると、アトピーの症状がぶり返します。
ステロイドには副作用があります。皮膚が薄くなる、ニキビができやすくなるなどのアトピーの症状の慢性化につながるものが多い。
副作用と勘違いしやすいのがステロイドの離脱症状(リバウンド)です。離脱症状とは、ステロイドの使用を急に辞めると、ステロイドで抑えていたアレルゲンをいっきに吐き出そうと炎症を起こす症状の事。
また、ステロイドを使わない脱ステロイドという治療方法があります。ステロイドを常用していると、副作用の他にも、皮膚の中にアレルゲンを取り込んでいる状態で皮膚を修復するため、いつまでたってもステロイドが辞められません。
そこで無理やり努力と根性でステロイドを辞めることでアトピー肌からの脱却を目指す方が多くいます。
さらに詳しいステロイドの説明は「ステロイドの正しい基礎知識」へ。
カサカサ肌を水分と油分でバリア作る保湿剤
保湿剤はアトピーのカサカサ肌やゴワゴワ肌に対して使い、肌に潤いを与えます。
肌に水分や油分が少ないと菌、ウィルス、カビが傷口から入り込んで、アトピーの悪化や慢性化を誘発します。保湿剤は肌に水分や油分を補給する事でバリアを張り、アトピーの感染症や慢性化、重症化を防ぐ。
保湿剤には大きく分けて2種類の保湿方法があります。1つは肌を厚いバリアで囲い水分の蒸発を防ぐ保湿剤。ワセリンがこのタイプの保湿剤に当てはまる。
もう1つは肌の内部に浸透して、皮膚内の水分を捕まえる保湿剤。ヒルドイドがこのタイプの保湿剤に当てはまる。
保湿剤はジュクジュク肌に対して使うと不快感が勝ることも多く、アトピーの悪化の恐れがある。アトピーのカサカサ肌、ゴワゴワ肌に対して保湿剤を使う事でアトピーの改善が望める。
さらに詳しいステロイドの説明は アトピー治療で使う保湿剤へ。
アトピーの合併症である感染症を防ぐ消毒薬
アトピーは体から異物を吐き出そうとして皮膚に炎症を起こします。皮膚の炎症部は細菌、ウィルス、カビへの抵抗力が低く、アトピーの合併症を引き起こす原因になります。さらにステロイドは免疫力を下げてしまう薬のため、合併症のリスクを跳ね上げます。そのためアトピーの治療には細菌、ウィルス、カビを直接殺してしまう消毒が必要です。
消毒はステロイドや保湿剤を塗る前に行います。皮膚の上に合併症の原因菌が存在しているのにステロイドを塗ってしまうと、合併症の原因菌が肌の内部に浸透しより強いステロイドが必要になります。また保湿剤も肌のバリアの下に合併症の原因菌をとどめる事になるので、保湿剤のバリアの効果がなくなってしまいます。
アトピーの消毒薬は刺激の強いものは選んではいけません。おすすめの食毒薬は、イソジン、強酸性水など刺激が少なくて細菌、ウィルス、カビを殺すことのできる消毒薬です。
さらに詳しい消毒薬の説明は アトピー治療で使う消毒薬へ。
アトピーの皮膚湿疹の治療薬のまとめ
- ステロイドはアトピーを治すものではなく、アトピーの症状を抑える薬
- 保湿剤は水分と油分でバリアを張り、細菌、ウィルス、カビから体を守る薬
- 消毒薬はアトピーの合併症の原因菌を直接殺す薬
お勧めのアトピー 改善方法
薬を使わずに根本から解決するアトピーの治療法です。
ステロイドに頼った治療法ではアトピーは絶対に完治しません。
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