アトピーの原因はタバコの煙？副流煙が皮膚に触れることで悪化するアトピー

アトピーを発症している方で気を付けておきたいのは、タバコの煙です。実は、アトピーの悪化はタバコを吸う事だけではなく、タバコの煙に触れることでも引き起こされてしまうのです。

こちらでは、アトピーの原因はタバコの煙？副流煙が皮膚に触れることで悪化するアトピーという情報を紹介します。

タバコで引き起こされるアレルギー

そもそもタバコは大量の化学物質と発がん性物質などの毒物が含まれるもの。このようなものを燻して煙を吸い込むなんて、誰が考えたのでしょう・・・不思議ですよね。

タバコを吸うという行為は、このような化学物質や発がん性物質を体内に取り入れる事になってしまいます。そしてこれらの物質は免疫のシステムによってとりのぞかれることでアレルギーを発症し、アトピーになってしまうのです。

しかし、タバコによるアトピーは吸うだけでは無く、タバコの煙に肌が触れるだけでも悪影響を与えてしまいます。というのも、アトピーの傷口にタバコの煙がふれているということは、タバコの成分が身体の中に侵入してくる事と同じなんです。

タバコの副流煙が触れる事で悪化するアトピー

タバコを吸っている人と同じ空間に居て、目が痛くなった、涙が出てきたという経験はありませんか？これは、目にタバコの煙が入てしまったため、タバコの成分を追い出そうとしている反応です。これって実はアレルギーと同じ反応なんですよね。

このようなタバコの悪影響は、目を筆頭に、鼻や喉などの粘膜に対して現れます。喉がイガイガして咳が出たり、鼻がむずむずして不快感を感じたり、といった反応で、どれもタバコの成分を追い出そうとします。

そして、アトピー患者の場合、皮膚湿疹で傷ついた裂傷部でも同じような反応がおこります。しかし、その際の反応は、痒みを伴わせて自らを掻きむしり、タバコの成分を無理やり取り除こうとしてしまうのです。

そのため、アトピー患者の方がタバコの煙に触れてしまうと、アトピーの部分が痒くなり、その部分をかきむしることで、より一層アトピーが悪化してしまうことになります。

ですので、アトピー患者の方は出来る限りタバコの煙に近づかないようにしておきましょう！それでも仕事柄タバコの煙にまみれる必要があるのであれば、しっかり、ワセリンなどでアトピーの裂傷部をコーティングし、タバコの煙が直接裂傷部に触れないように保護しておきましょう。

ワセリンはタバコの煙だけではなく、特定のアレルゲンや細菌・ウィルスからも傷口が守れるのでオススメです！

ちなみに、アトピーだけどタバコを吸っている方は、必ず禁煙をするようにしましょう。タバコを吸った手で掻きむしってしまうと、タバコの成分を傷口に塗り込むことになってしまいます。これではアトピーが悪化して当然ですよ！

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