アトピーを掻くと気持ちがいい理由　掻きむしりが止まらないのは快楽のせい

アトピーの傷を掻きむしると気持ちがいい というのはアトピー患者なら誰もが経験したことがあると思います。しかし、これこそが、アトピーを悪化させてしまう原因なんですよね。

とはいえ、アトピー患者の多くはそんなことはわかっているんです。それでも、気持ちよさに負けて掻きむしってしまうのはなぜなのでしょうか・・。

こちらでは、アトピーを掻くと気持ちがいい理由は？掻きむしりが止まらないのは快楽のせいという情報を紹介していきます。

痒いところを掻くと気持ちが良い理由

アトピー患者の多くは、痒いところを掻くとアトピーが悪化することが分かっています。それでも掻きむしってしまうのは、アトピーを掻くと気持ちがいいからです。

ではなぜ、そこまでアトピーを掻くと気持ちがいいのでしょうか？実は、痒いところを掻くと、脳の中で「報酬系」の部分が強く反応するんです。

この報酬系の反応というのは、いわゆるご褒美をもらったときの感覚です。例えば、パチンコで当たった時や、ガチャで当たりが出た時、タバコを吸ったときなどに反応しています。

報酬系の反応がおこると、脳では快楽物質であるドーパミンが分泌されており、その行為を気持ちいいと学習してしまいます。そのため、報酬系の反応を起こしやすい、ギャンブル、喫煙、アルコールなどでは、依存症に陥ってしまうこともあります。

そして、これら依存症と同じように、アトピーの痒みを掻く行為は、報酬系の反応を起こしドーパミンを分泌して気持ちいいと感じてしまっているわけです。

しかも、アトピーの痒みを掻く行為は、パチンコやタバコ、アルコールと違い、いつでもどこでも、何も持っていなくても、両手があいていればすぐにガリガリ掻けてしまいます。

そのため、アトピーの痒みを掻く行為は、辞める事がほとんど不可能なものとなってしまっています。

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