抗菌薬使用でアトピーやアレルギー発症リスク増
アトピーやアレルギーは小さいころの食生活、生活環境などによって引き起こされています。そんな中でも気を付けたいものが感染症などに対して効果のある抗菌薬。
実は抗菌薬を使用していると、アトピーやアレルギーなどの症状を引き起こすリスク跳ね上がってしまうんです。
今回こちらでは、抗菌薬使用でアトピーやアレルギー発症リスク増という情報を紹介します。
抗菌薬ってどんなお薬?
細菌感染に最も効果があるものが抗菌薬。抗菌薬は抗生物質や抗生剤と呼ばれており、細菌による感染症を引き起こした際に処方される身近な薬の1つです。
抗菌薬の効果は細菌の増殖を抑えたり細菌そのものを壊したりするなど、直接細菌に対して作用します。そして使用する際には必ず指定量を指定分まで抗菌薬を飲むように指導されます。
というのも、ちゃんと用法・用量を守って抗菌薬を使用しなければ、抗菌薬に耐性のある耐性菌ができてしまう恐れがあるからです。耐性菌ができてしまうと抗菌薬で治すことができなくなってしまい、病気が治らなくなってしまう事もありますので注意が必要です。
また、抗菌薬を使用しすぎてしまうと、体内の細菌バランスが崩れてしまいます。抗菌薬は細菌感染に対して絶大な効力を発揮する一方、この体内の細菌バランスが悪化してしまう副作用は非常にリスクが高いものなんです。
というのも、抗菌薬が腸内で作用することで腸内環境の細菌バランスが崩れてしまい、アトピーやアレルギーの発症リスクが跳ね上がってしまうんです。
抗菌薬使用で腸内環境が悪化
そもそもアトピーや花粉症などのアレルギー症状は消化器官の不調によって引き起こされている一面があります。皮膚や目や鼻などに出る症状が、腸内環境が原因で引き起こされるなんてちょっと意外でしょうか?
何故、消化器官の不調によってアレルギーやアトピーが引き起こされているのかというと、体内に摂取してしまったアレルゲンを、分解できないまま体内に取り込んでしまうからです。
本来、アレルゲンとなるタンパク質は、消化器官によって分解されてから体内に吸収されます。しかし、消化器官の不調が続いていると、タンパク質が分解されないまま取り込んでしまいます。
そして、免疫機能が取り込んだタンパク質を敵と誤解し攻撃しはじめます。これによりアレルギーが発症してしまい、皮膚や鼻や目などでもアレルギー症状が出てしまうのです。
抗菌薬を使用すると、腸内細菌が一気に死滅してしまい、腸内環境が悪化してしまいます。害ある悪玉菌だけ死滅してくれればいいのですが、残念ながら体に必要な善玉菌も死滅してしまうわけです。
善玉菌が死滅すると、体内に取り入れたタンパク質が分解できなくなってしまいます。これにより、アトピーや喘息、花粉症などといったアレルギー発症リスクが増大していまうのです。
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2019/03/10 | アトピー皮膚湿疹の情報 抗生剤, 抗生物質, 抗菌薬
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