背中の痒みの原因は？汗による蒸れと、乾燥を防いで背中のアトピーを治そう

背中のアトピーは、薬もうまく塗れないし、症状もよく見えないし、なかなか治療がうまくいかないんですよね。

また、汗で背中が蒸れちゃったりして、よけいに痒みが増してしまうなんてこともあります。こういった背中のアトピーや湿疹はどうやって治せばいいのでしょうか？

こちらでは、背中の痒みの原因は？汗による蒸れと、乾燥を防いで背中のアトピーを治そうという情報を紹介していきます。

背中のアトピーは自分で症状がわからない

背中のアトピーや湿疹の治療が難しい理由としては、目で見て症状の確認ができない事と、薬がうまく塗れないということです。特に、症状の確認ができないというのは、アトピー治療では致命的です。

というのも、本来アトピーの治療は、その症状の具合を見て、ステロイドの強弱を決めたり、ワセリンだけにしておくなど、薬の使い分けが大切なのです。ところが傷が見れないとなると、適切な治療が行えないといったことになりえます。

そのうえ、手の届きにくい背中では、そもそも患部にステロイドやワセリンが塗れないといったことも。ひどい症状のアトピーは消毒やステロイドで炎症を抑えなければ常に痒みが続くことになり、非常に苦しい思いをすることになります。

背中のアトピーで気を付けたい蒸れと乾燥

背中のアトピーを重症化させる原因はおもに２つ、蒸れと乾燥です。相反する２つですが、アトピーの症状が酷くなると蒸れやすくなり、逆にアトピーが落ち着き始めると乾燥するようになります。

まぁ、症状が落ち着くとはいえ、乾燥が原因でひどい痒み感じるようになってしまうんですが・・・。

特にこれからの夏にの季節に気を付けておきたいのは蒸れでしょう。蒸れは体を動かして汗をかく人だけではなく、あまり体を動かさない人こそ注意しなければなりません。

というのも、いつも汗をかく人の汗というのはサラサラな汗で、湿疹や汗疹になりにくいんですよね。むしろ座り仕事であまり汗をかかない人のほうが、蒸れた際に湿疹になりやすくなってしまいます。

ちょっと背中が蒸れてきたな、と思った際には、汗を濡れタオルで優しくふき取ってやりましょう。痒みにまかせてゴリゴリふいてしまうと、さらに痒みがひどくなってしまいますので注意しましょう。

そして、最近炎症が収まって治ってきたな？と思っているときに引き起こされるものが、乾燥です。皮膚が乾燥していると、ひび割れが起きてしまい、そこから侵入してきた汗やアレルゲンにより、痒みが引き起こされてしまいます。

このような乾燥は、ワセリンなどでしっかり傷口を保護してやると侵入してくるアレルゲンや細菌を防ぐことができ、痒みを抑えることができます。手が届かない場合などは、家族に頼んででもケアしましょう。

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