アトピーを体質から改善する食事療法

アトピー　食事療法アトピーになりやすいアレルギー体質は、食生活を改善することで改善していくことができる。

アトピーの炎症は、アレルゲンを体内に取り入れた際のアレルギー反応で起こる。そのため、毎日の食生活で摂取するものは、アトピーを改善していくために非常に重要であるといえる。

今回紹介するのはアトピーを体質から改善する食事療法です。アトピー体質を治したい方は参考にしてください。

食物アレルギーの食べ物は食べない

当たり前の話なのですが、自分の持っている食物アレルギーの食品、飲み物を食べてはいけません。とは言っても食物アレルギーの症状は、軽い蕁麻疹が出るようなものから死んでしまうようなものまで様々。場合によっては、自分が特定食物アレルギーだと気づいていないこともあります。

アトピーの症状が出る方は、何かしらのアレルギーを持っているため、検査して詳しく調べておく必要がある。アレルギーはダニやハウスダストなどの生活環境だけではなく、卵、牛乳、小麦などのアレルギーでも、肌に炎症を起こします。

特定の食物を避けることでアレルギーを落ち着かせることができるのであればアトピーの改善は簡単なことなので、アレルギーテストを一度受けてみましょう。

無農薬で化学肥料の使われていない有機栽培の野菜を選ぶ

農薬を使ったした野菜を食べると、うまく毒素を腸内で分解できずに体内に吸収してしまう。そして、体内に吸収された毒素をやっつけようと過剰な免疫反応がおき、アレルギーとして炎症をおこしてアトピー症状をひきおこします。

また、同様に化学肥料で育った野菜には人口精製された化学物質の成分がそのまま残っており、それを摂取した人間にも影響を与える。化学物質を異物だと判断するアレルギー反応をおこしてしまうと、これもアトピーの症状を引き起こしてしまいます。

これらの農薬や化学肥料からのアトピー症状をを防ぐには、有機栽培で作られた野菜を選ぶ必要があります。毎日の食事でアトピーが酷くなっているかもしれませんので、有機の野菜を試してみてください。

無添加の食品を選ぶ

無添加の食品とは着色料や保存料などの添加物を使用していない食品のこと。農薬と同じようにこの添加物もアトピーを起こす原因になります。というのも添加物は農薬と比べると、圧倒的に使われている食品量が多いんです。

添加物が多く含まれている食品はウィンナー、カマボコ、ちくわなどの加工食品が多いです。特にもっとも添加物が多いといわれているのがフリカケです。フリカケには味付けのための科学調味料だけでなく、見た目を彩る着色料や、長期保存のための保存料が大量に含まれており、添加物カケと言ってもいいくらいです。

これらの食品はお弁当によく使われる食品ですので、気になる方は避けるようにしましょう。

しっかり噛んで食べる

アトピーは食事のとり方でも改善することができます。アトピーを改善する食事のとり方はずばり、咀嚼（噛む）回数を増やすこと。

普段からあまり噛まずに食事を取っていると、消化器官で食べ物を消化・分解しきれず、体に不要なものまで体にとりこむ。体に不要なものを取り込んでしまうと、異物を排除するために皮膚が炎症を起こします。

しっかり噛んで食べることは異物である菌や、アレルゲンを分解するための消化器官を助けます。これにより体内にアレルゲンが取り込まれなくなり、炎症が抑えられるというわけです。

余談ですが、しっかり噛んで食べると、大便がよく排泄されるようになります。というのも、そのぶん今まで体内に吸収していた余分なものが、体から排泄されているというわけです。恐ろしいですね。