アトピーと汗疹の関係 あせもを放置していると、慢性的なアトピーに

汗を掻いた時に体が痒くなってしまうというのは、アトピーではよくあること。でも実はこの症状はアトピーではなく、ただ単に汗疹（あせも）であることが多いんですよね。

この汗疹という湿疹は、体から汗が排泄されず汗が内側で滞っている際に引き起こされます。特に、汗をかくことを恐れているアトピーの方の多くが、この症状を引き起こしやすいので注意が必要です。

こちらでは、アトピーと汗疹の関係 あせもを放置していると、慢性的なアトピーにという情報を紹介していきます。

汗疹（あせも）の原因は？

汗疹の原因となるものは、病名の通り汗です。しかし、毎日汗をよくかく人というよりは、あまり汗をかかない生活を送っている人ほど、汗疹に掛かりやすいってご存知でしたか？

実は汗疹は、厳密には汗の中でも外に排泄されない汗が原因になっています。そのため、普段汗をかかずに過ごしてしまい、汗腺が退化してしまう方ほど、汗疹になりやすくなってしまっています。

特に気を付けなければならないのは、アトピーを発症しており、汗をかくことを極端に嫌っている方。汗疹を恐れるがゆえに、汗をかくことを控えているのにも関わらず、少し汗ばんだだけで炎症をひきおこしかねません。

汗疹が原因でアトピーに

本来、汗疹はアトピーとは関連性のない皮膚の湿疹です。しかし、汗疹の痒みによって炎症部を掻いてしまうと、そこから傷ができてしまい、より一層痒みと傷が増えてしまうという悪循環になってしまいます。

そんなことを繰り返していると、傷口にバイキンや細菌が触れることが多くなってしまい、免疫機能を刺激してしまいます。実は、まさにこれこそアレルギー発症の原因なんですよね。

汗疹によって傷を作ってしまい、異物の侵入を許し、その異物に対して免疫が反応し、痒みを引き起こす。このような流れを作らないためにも、汗疹は予防とケアを欠かさないようにしましょう。

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