アトピーの方が気を付けるべき病気

アトピーを患っていると、特定の病気に罹り易い事がわかっています。ステロイドによって免疫力が落ちていたり、そもそも免疫力が正常ではないのですからこればかりは、仕方がありません。

アトピーには合併症というものがあり、皮膚の感染症だけではなく、網膜剥離や、糖尿病になりかけていたなんて事もありえます。

こちらでは、アトピーの方が気を付けるべき病気を紹介していきます。

アトピーの方が気を付けるべき感染症

感染症とは、ウィルスや細菌、カビなどが原因で引き起こされる病気の事です。アトピーの方の多くは、免疫力が暴走状態であるか、ステロイドによって抑えられているため、非常に感染症に弱くなってしまいます。

特に罹り易い感染症は、トビヒ。このトビヒは常在菌である黄色ブドウ球菌が傷口で繁殖することで引き起こされます。そして、このトビヒを掻いた手で他の部位を掻いた際に菌が伝搬し、さらにトビヒが広がってしまう事になります。

また、アトピーもちの方はオーラルであろうと性感染症にも気を付けなければなりません。普段から炎症を起こしている部位に体液が付着すると、それだけで性感染症になってしまう事もあります。将来のパートナーのためにも、お遊びは止めたほうがいいでしょう。

アトピーの方が気を付けるべき目の病気

意外かと思われるかもしれませんが、アトピーもちの方は目の病気に気を付けなければなりません。というのも、アトピーの炎症を起こしたところを掻いた手で目を掻いてしまうと、目に感染症を伝搬させてしまうからです。

そして、目を掻き続けるとダメージは蓄積していき、緑内障や白内障、網膜剥離になってしまう恐れがあります。これら３つの目の病気は、失明の恐れのある大変危険な病気。いくら気になったとしても、目に触れないようにしておきましょう。

アトピーの方が気を付けるべき糖尿病

糖尿病な方は肌の傷の治りが遅い事はご存知でしょうか？もしかしたらあなたの湿疹や肌荒れはアトピーではなく、糖尿病の予兆なのかもしれません。

糖尿病は、体内のインスリン分泌が行われなくなり、結果として免疫の抵抗力を弱めてしまうものです。そのため、糖尿病の方の多くは皮膚の炎症や水虫、カンジタなどの感染症を引き起こしている事が多いのです。

奇しくも、甘いものを食べすぎると、腸内でカンジタが繁殖してしまい、アトピーが悪化するという事もあります。糖尿病予防のためにも、アトピーのためにも、甘いものはさけるべきでしょう。

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