女性特有のアトピーに悩まされていませんか？女性ホルモンとアトピーの関係

女性特有のアトピーに悩まされているかたが多いようです。女性はホルモンバランスが崩れてしまうと、生理不順や肌荒れを起こしてしまいがち。

実は、このホルモンバランスの崩れこそがアトピーの原因になってしまう事があります。思春期に入った途端にアトピーになった方や妊娠と同時にアトピーが出始めた方は要注意です。

こちらではそんな女性特有のアトピーと女性ホルモンとアトピーの関係について紹介していきます。

男性ホルモンと女性ホルモン

ホルモンバランスが崩れると肌荒れになりやすいというのはご存知の通りです。これは男性ホルモンが優位に働き過ぎると皮脂分泌を過剰にしてしまうため、ニキビや肌荒れがおきてしまうから。

逆に女性ホルモンが優位に働けば皮脂分泌を抑えて、肌本来のバリアを保つ事ができます。そのため、女性ホルモンは美容ホルモンとまで呼ばれ積極的に体に取り入れようとする方もいます。

しかし、アトピーだからといって女性ホルモンを積極的に取り入れればいいというわけではありません！

女性ホルモンを優位にすればいいというわけではない

残念ながら女性ホルモンが優位だからといってアトピーが収まるわけではありません！そもそも皮脂分泌は必要だから人間に備わっているわけです。それを無理やり閉じ込めようとすればお肌に悪影響になって当たり前ですね。

そもそも、皮脂分泌の本来の役目は、老廃物でお肌をコーティングすることで、外からの細菌や常在菌から守るもの。そのコーティングが足らないという判断で分泌されているのにも関わらず、止めてしまうと、肌荒れの原因となってしまいますね。

アトピーは食事にしろホルモンにしろバランスが大事！肌のコーティングがしっかり整えられているうえで、それ以上の皮脂分泌を行わないホルモンバランスこそがアトピー改善に重要な事なのです。

ホルモンバランスの崩れるタイミングでアトピー

女性のホルモンバランスは月経周期でシーソーのようにバランスをとっています。しかし、このシーソーのバランスが崩れてしまうと、月経不順や肌荒れなどの問題が起きてしまいます。

特にホルモンバランスが崩れると言われているのが、妊娠です。バランスが崩れると言っても、通常のホルモンバランスのパターンから外れると言ったほうが正しいでしょうか。

そして、出産後は子供を母乳を出すようホルモンバランスが変わります。妊娠期間も含めると１年の間に急激にホルモンバランスが移り変わる事になります。そのため、妊娠と出産後に肌荒れやアトピーを引き起こしてしまう事が多いわけです。

また、マラソン選手など、体に負担のかかりすぎる競技を続けている方は、女性ホルモンの分泌が抑えられており、生理が止まっているなんて事も。競技引退と同時に反動がきますので、アスリートの方は注意しましょう。

妊娠と出産でアトピーに

人間の体は、妊娠期間中は自分の体が異物である赤ちゃんを攻撃しないように、免疫力をさげるようになっています。

そのため、妊娠期間中には感染症にかかりやすくなり、簡単な風邪でもなかなか治りにくいうえ、赤ちゃんのために薬も飲めないなど不都合な事が多いわけです。しかし、出産後には落ちていた免疫力を戻すために反動が起き、アレルギーを発症してしまう事もあります。

妊娠と出産でアトピーになったという方は、まさに免疫のバランスとホルモンバランスの異常によって引き起こされているわけですね。

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