アトピーと体の洗い方 アトピーの方はナイロンタオルを使わないように！

　

アトピー性皮膚湿疹を患っていると、どうしても皮膚が汚れてしまい、お風呂でしっかり洗わないと！という気になってしまいます。しかし、身体を洗いすぎる事でアトピーが悪化してしまう事もあるんです。

こちらでは、アトピーと体の洗い方 アトピーの方はナイロンタオルを使わないように！という情報を紹介します。

アトピーの方がしてはいけない体の洗い方

アトピー性皮膚湿疹は、傷口からアレルゲンやばい菌や細菌が侵入し、さらなる皮膚の炎症を引き起こしてしまいます。そのため、身体を清潔にすることがアトピー改善の要です。

しかし、間違った体の洗い方をしていては、傷口が増えたり、必要な油分まで洗い流してしまい、アトピーの悪化を招いてしまう事も。しっかり洗おうとしているのにもかかわらず、逆効果になってしまうんですよね。

例えば、よくありがちなのが、ナイロンタオルでごしごし洗ってしまう行為。これは、確かに綺麗になっている感覚はあるのですが、粗いナイロンタオルでこすってしまうと、傷口ができてしまい、新たなアレルゲンや細菌の侵入口となってしまいます。

さらにナイロンタオルは、垢だけでなく、本来必要な表皮すら削り取ってしまう事になります。通常の方なら大丈夫ですが、アトピー性皮膚湿疹の方では、皮膚の治りが悪くなってしまう原因となります。

そして、熱いお湯でやシャワーで洗い流すのも厳禁です。熱いお湯は、体に必要な油分を取り除いてしまうだけでなく、皮膚に熱による刺激をあたえてしまい痒みを引き起こしてしまいます。

この熱いお湯による痒みというストレスは、掻きむしることにより発散され大きな快楽となってしまいます。そのため、熱湯シャワーと掻きむしりに病みつきになってしまう事も。熱いお風呂が好きなアトピー患者はこの快楽にやられていることもありますので注意しましょう。

アトピーの方の体の洗い方

アトピーの方の体の洗い方は、基本的には素手です。ナイロンタオルは使わず、掌で石鹸を泡立てて、全身を優しく洗いましょう。

この際決して爪を立てないように。爪を立ててしまうと、皮膚が剥がれてしまい裂傷ができてしまいます。さらに石鹸による刺激で痒みとなってしまい、アトピー性皮膚湿疹の悪化の原因となります。

さらに、シャンプーや身体を洗った後は、しっかり全身をお湯ですすぐようにしましょう。身体に残った石鹸カスやシャンプーカスが、原因で湿疹ができていることもあります。すべて洗い流しましょう。

そして、お風呂から上がる前には、冷水シャワーで身体をクールダウンさせることをお勧めします。実は、全身温まった状態では毛穴が開いてしまい、お風呂上りに肌が乾燥してしまいます。

このような乾燥を防ぐためにも、冷水を浴びて毛穴を塞ぎ、体の水分の蒸発を防ぎましょう。そして、お風呂上りの後は、しっかりワセリンを塗って体の油分を補い、保湿を行いましょう！

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